無数にテナントビルが建ち並ぶ東京・赤坂地区で、埋もれることなく「美しさ」と「良質」が際立つ場所であることを目指して設計しました。エレベーターを降りてすぐ目に入る入り口には、水とガラスを用いたサインボードを設置。水流が天井から床へと、とどまることなくガラスを伝います。また美観のみならず、狭い空間での機能性にもこだわりました。スムーズな給仕のため計算しつくされた動線、訪れた方々の気持ちを落ち着ける暖色の照明が、趣あるお食事の時間を彩ります。テレビドラマやバラエティのロケ地としてもご利用頂いたこともあり、その際にも大変ご好評頂いています。
従来のイメージを払拭して、格好いい物流センターにしたいんです。そんな要望に答えるべく、機能面の充実と洗練されたデザインを両立させた、新しい物流センターの実現に挑みました。保管容量の増加や動きの効率化が出来るかという物流本来の用途を軸とした上で、様々な工夫を加えてオーダーをクリアしました。まず柱と梁をガラスの内側に入れ込むことで、スッキリと洗練された印象に。ガラスを多用したボディには透明感があり、開放的な社内に明るく光が差し込みます。トイレも低コストながら高級感のある雰囲気に仕上げ、働く社員さんのモチベーションを高めました。